社長学は2つのトライアングルに分かれます。1つは「事業のトライアングル(BusinessTriangle)」。「多面思考」「長期思考」「根本思考」で構成します。物事を多面的・長期的・根本的に考えることを説いたのは、思想家の安岡正篤氏。「思考の三原則」と呼ばれるこの3つは、「指導者の原理原則が詰まっている」とされ、多くの経営者が学んできました。当研究所ではその考え方を社長学に展開し、事業を発展に導くトライアングルとして探求しています。
誰かを犠牲にした経営は必ず衰退します。すべてのステークホルダー(利害関係者)を満足させつつ、自社の業績も上げる。利他と利己をどう両立させるかという考え方が社長に求められます。
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長期戦略を立てても短期思考に陥る会社が多いのは、長期戦略と長期思考が異なることを理解していないからです。組織の時間軸を決めるのは社長の考え方一つであり、計画や戦略ではありません。短期思考は事業存続を危うくするばかりか、社員が疲弊し、組織力が弱体化します。
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表面的に物事を考えるのは楽ですが、それでは不毛な価格競争から抜け出せません。社長は易きに流れてはいけない。社長が先導して自社の存在意義、顧客の根源欲求を掘り下げましょう。
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「事業のトライアングル」を支えるのが、「内面のトライアングル(Inner Triangle)」です。「内発思考」「共生思考」「死生観」で構成します。事業を持続的に伸ばしている社長は皆、内省的です。例外はありません。自分の心に向き合い、生き方を確かめ、自己も他者も尊重する思考が社長には不可欠です。人間は一人ひとり異なるのですから、社長一人ひとりに合う経営も異なります。唯一無二の経営スタイルを見つけると、社長業はもっと楽しくなります。
後継者の苦しみの多くは、先代の経営を踏襲しようとすることが原因です。自分が本当にやりたいことは何か。どんなことに喜びを見いだす人間なのか。内発思考のアプローチが重要です。
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自分より有能な人たちを周りに置いているかどうかで、社長の器を図ることができると言われます。人間の考え方の違いを知り、違いを認め、尊重することで、真に衆知を集められるのです。
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人間はなぜ生きているのか。自分はなぜ社長を務めるのか。そうした思索を続けることで、経営者の器は広がります。死生観、人間観、世界観、信仰心を確立しましょう。
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